「I am confusing.」はありえない。
人が主語のときは「ed」で終わらせる。
「confuse」は「混乱させる」という動詞。主語が物の場合、「confused」もしくは「confusing」どちらでも使える。しかし、主語が人の場合、「confused」しか使えない。
A is confused. | それ自体が混乱している |
A is confusing. | Aが(何かを)混乱させている |
例えば「その表はわかりにくい」と言いたい場合、「The chart is confused.」といえば、「その表は混乱している」、つまり「表自体が整然としておらず分りにくい」となる。
「The chart is confusing.」といえば「その表は(見る者を)混乱させている」。表自体に問題はないかもしれないが、その表を理解しにくいと見る者は感じる、ということ。
人が主語で仮に「I am confusing.」とした場合、「私は(何かを)混乱させている」という意味になる。会話で「I am confusing.」といえば、必ずや「confusing what?(何を混乱させているっていうの?)」と問われるに違いない。
だから例えば「人の説明がいまいちのみこめない」とか「講義が分かりづらい」ために「私は今混乱している」と伝えたいならば、「I am confused.」しかありえない。
ちなみに
同じルールの単語でよく使われるのは「interest」。「私は(それに)興味がある」と言いたいなら「I am interested.」。
「I am interesting.」と言えば、「私は(人に対して何らかの)興味をおこさせる(人物だ)」という意味になる。