「just」の使い方
たったの100ドル。
ナイキのCMで「Just do it.」というのが昔あったが、その「just」。意味は「ただ単に」とか「たったの」という意味。
だから「Just do it.」は「ただ単にそれをやれ。」となる。つべこべ言わずにやれ、ということ。
日常生活でも使われるが、依頼されるときやオファーを提示されるときに「just」をつけられると、イラっとくるときがある。
例えばクレジットカードの広告で年会費が「just $100」とある。「たったの100ドル」とは何と比べての「たったの」なのか。日本では年会費がなしのクレジットカードなんて山ほどある。
「Just」を使っても相手に不快感をもたせない表現の代表格は「Just let you know」と「Just in case」だろう。
前者は「お知らせがあります」というような意味で、大勢に何か報告があるときに使われる。後者は「念のために」という意味。「In case」だけでもその意味だが、「Just in case」と言われることが多い。